2017/08/20

iPhone用のウェストポーチ

iPhoneをズボンのお尻ポケットに入れたくなくて、BUILTのカメラ用のウェストポーチを長年愛用してきた。でももうボロボロ。いい加減に交換したいのだけど、BUILTでは欲しいモデルがもう生産されてない。

BUILTのポーチは背面に型押しされた板が入っていて、これがいい具合に作用してiPhoneを出し入れしやすい感じにしてくれていたのだけど、同じようなものが見当たらない。この点は妥協することとして、ELECOMのポーチの背面にベルトループをつけて自作してみることにした。

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ベルトループは使わなくなったリュックサックのベルトを使うことにした。留め具をベルトループを締め付けるために利用できそうなので。この留め具とマジックテープを使うことでベルトに固定する方式で作ることにした。

問題はナイロン生地のベルトを裁縫しないと行けないこと。最初は普通に針で縫い始めたけど、固くて難しい。調べたところ、皮を縫うときなどに使うステッチャーというのが便利なようだ。が、これが簡単な構造なのにそこそこ値段がするので、素人のお遊びにわざわざ買うのは勿体無い。ピンバイスにミシン針をセットすれば代用できるようなのでこれで済ませることにした。ステッチャーには糸を逃すためのフックが付いてるようなので、セロテープで小さく切ったストローをピンバイスに貼り付け、糸を通すことにした。これで十分。

既製のポーチの裏にベルトループをつけることになるので、ポケットの中を縫うのは少々苦労したけど、針金で糸を引っかき出してポケットの外で下糸をくぐらせるようにすれば少しはやりやすくなった。

絵にすると以下のような感じ。



適当に作った割にはそこそこ使えるものになったので、BUILTのポーチはサヨナラすることにした。やっぱり型押しされた板があった方が出しやすいのは確かだけどね…。