あー、ついに言っちゃった(笑)。確かにフルスクリーンは便利なときもあるけど、悩ましい。
ウィンドウはコンテンツに従ってサイズが調整されるのに対し、フルスクリーンモードはディスプレイサイズに従うから、運良くコンテンツの情報量とディスプレイサイズが合致した場合でないと不釣り合いな感じがしてしまう。iPhoneやiPadのようにターゲットを特定できる場合はコンテンツ側で意図的に調整できるから使いやすくなるんだけど。Macのアプリケーションも各種画面サイズを想定した作り込みが必要になってくるのかな…。ひゃ〜、それは大変そう。
それとフルスクリーンのメリットの裏返しとして、他のアプリケーションとの連携が面倒になるデメリットがある。画面をタイル状に分割して、複数の「フルスクリーン」アプリケーションが共存できるようにしたらどうかな…。その場合、タッチのジェスチャーを渡すためにアプリケーションのフォーカス管理が必要になるだろうから、それもまた一長一短か…。
2011/09/23
au iPhoneの噂で
テザリングの扱いが今後どうなるか、が一番興味のあるところ。自分はヘビーユーザーではないので、妥当な線で通信量のリミッターが入っても問題ないから、テザリングで利便性改善が嬉しい派。CDMAには機能上の制限の話もあるけど、自分にはまず問題にならないだろうし。
2011/09/18
Jobsさんの退任と回顧
Jobsさんが退任されて、いろいろ回顧記事が出てたけど、そろそろ落ち着いてきたかな。
ZdnetのAll-time worst tech industry executive decisionsの記事で、一度Jobsさんが放出され、再びNeXTから復帰した話がさらっと書いてあるけど、結果からするとその流れなくして今のAppleは無いような気がするし、仮にその流れがなくてうまくいってたとしても技術革新が著しく前倒しになることはなかったんじゃないかな、と思う。自分がNeXTからの流れで、今Mac OS X使ってるというひいき目も多少あるかも知れないけどね。
結局のところハードとソフトの進歩、そして経済性がリンクして進んできたコンピュータ業界だから、どんなに素晴らしいアイデアがあってもタイミングが合わなければ成功しない。
モバイルプロセッサ、フラッシュメモリ、ディスプレー、バッテリー、こうした技術が揃った今の時代でなければiPhoneは今のiPhoneになり得ないし、そのときにふさわしいソフト技術が揃っていなければやはり今のiPhoneになり得ない。もし違う時代が進んでいたら、iPhoneじゃないzPhoneが生まれていたかも知れないけど、やはり同じくらいの時間が掛かっただろうと思う。
ひとつの製品としてだけ見ていると、それだけが独立して生まれてきた技術のように思われがちだけど、それは多くのパーツから成り立っていて、どのパーツをとってみても、それを開発するのに必要な技術とツールと時間が存在するわけで、必然的にその時代に存在できる理由があって生まれてくる。
ただ、そのいくつもの必然の要素を繋ぎ合わせて製品として具現化するのは簡単ではない。NeXTはいくつも素晴らしい点があったけれど、やはりどこかパッケージとして時代に合ってないところがあったのだろう。素晴らしい先見の明も、ハードが追いつかない、経済性がマッチしない、といったパッケージングの不備があれば成功しない。最近のAppleはこれをうまくやってきた。
自分はJobsさんが復帰してからのAppleしか知らないけど、大きなブレなく、コンシューマにフォーカスした製品を作り続けられたのが良かったのかな、と思う。デザインも機能も、これでもかという程に絞り込んだ製品群は、コンシューマに対して製品の目的を明確にすると同時に、潜在的渇望感を植え付け、やがて出てくる新製品に対する期待感を生むというサイクルを作り出している。
ソフトに関して最後にもう一つ。NeXTから引き継いだOSのアーキテクチャやObjective CなどがMac OS XやiOSで大きな意味を持っているのは言うまでもないけど、今のiOSの立ち位置を実現する上で重要だったのはSafari/Webkitだったのかな、とも思う。ここを技術的に押さえておかなかったら、政治的に振り回されていた可能性が高い。Safariの発表があったとき、まさか!という思いと、やった!という気持ちで、思わず声を上げたのを覚えてる。十分使えるようになるまでには何年も掛かったけど、Safari開発に乗り出した判断は間違いなくAppleにとって正解だった。
ZdnetのAll-time worst tech industry executive decisionsの記事で、一度Jobsさんが放出され、再びNeXTから復帰した話がさらっと書いてあるけど、結果からするとその流れなくして今のAppleは無いような気がするし、仮にその流れがなくてうまくいってたとしても技術革新が著しく前倒しになることはなかったんじゃないかな、と思う。自分がNeXTからの流れで、今Mac OS X使ってるというひいき目も多少あるかも知れないけどね。
結局のところハードとソフトの進歩、そして経済性がリンクして進んできたコンピュータ業界だから、どんなに素晴らしいアイデアがあってもタイミングが合わなければ成功しない。
モバイルプロセッサ、フラッシュメモリ、ディスプレー、バッテリー、こうした技術が揃った今の時代でなければiPhoneは今のiPhoneになり得ないし、そのときにふさわしいソフト技術が揃っていなければやはり今のiPhoneになり得ない。もし違う時代が進んでいたら、iPhoneじゃないzPhoneが生まれていたかも知れないけど、やはり同じくらいの時間が掛かっただろうと思う。
ひとつの製品としてだけ見ていると、それだけが独立して生まれてきた技術のように思われがちだけど、それは多くのパーツから成り立っていて、どのパーツをとってみても、それを開発するのに必要な技術とツールと時間が存在するわけで、必然的にその時代に存在できる理由があって生まれてくる。
ただ、そのいくつもの必然の要素を繋ぎ合わせて製品として具現化するのは簡単ではない。NeXTはいくつも素晴らしい点があったけれど、やはりどこかパッケージとして時代に合ってないところがあったのだろう。素晴らしい先見の明も、ハードが追いつかない、経済性がマッチしない、といったパッケージングの不備があれば成功しない。最近のAppleはこれをうまくやってきた。
自分はJobsさんが復帰してからのAppleしか知らないけど、大きなブレなく、コンシューマにフォーカスした製品を作り続けられたのが良かったのかな、と思う。デザインも機能も、これでもかという程に絞り込んだ製品群は、コンシューマに対して製品の目的を明確にすると同時に、潜在的渇望感を植え付け、やがて出てくる新製品に対する期待感を生むというサイクルを作り出している。
ソフトに関して最後にもう一つ。NeXTから引き継いだOSのアーキテクチャやObjective CなどがMac OS XやiOSで大きな意味を持っているのは言うまでもないけど、今のiOSの立ち位置を実現する上で重要だったのはSafari/Webkitだったのかな、とも思う。ここを技術的に押さえておかなかったら、政治的に振り回されていた可能性が高い。Safariの発表があったとき、まさか!という思いと、やった!という気持ちで、思わず声を上げたのを覚えてる。十分使えるようになるまでには何年も掛かったけど、Safari開発に乗り出した判断は間違いなくAppleにとって正解だった。
2011/09/07
遅ればせながら、Dropbox
Dropboxを使い始めた。ドキュメント中心のEvernoteやメモとは異なり、ディレクトリを持つファイルシステム、ようするに旧来のファイル管理と相性がいい。例えば(セキュリティ面での問題がないなら)開発中のプロジェクトファイルをDropboxの中に置いておけば、自宅のMacでコーディング中のファイルを通勤中にiPhoneから確認、編集したりできる。
これまでMacとOTA同期できるiPhoneの「メモ」をプログラムの下書きに使っていたけど、実際にコードとしてコンパイルしたり走らせるには一手間必要だったわけで、あまり本気モードで使えなかった。やはり本物のコードをiPhoneから直接触れる意義は大きい。(子供に邪魔されずにコーディングできる!)
今はiPhoneのエディタとして以下のアプリを使っている。
[ Nebulous Notes (for Dropbox) ]
全体的に安定していて、マクロ機能、HTMLプレビューなども便利です。
これまでMacとOTA同期できるiPhoneの「メモ」をプログラムの下書きに使っていたけど、実際にコードとしてコンパイルしたり走らせるには一手間必要だったわけで、あまり本気モードで使えなかった。やはり本物のコードをiPhoneから直接触れる意義は大きい。(子供に邪魔されずにコーディングできる!)
今はiPhoneのエディタとして以下のアプリを使っている。
[ Nebulous Notes (for Dropbox) ]
全体的に安定していて、マクロ機能、HTMLプレビューなども便利です。
2011/09/01
プログラミング、とかね。
今年の夏は立て続けに悲しい出来事があった。
人生短いのを実感した。
久しぶりに趣味としてのプログラミングを始めた。
そろそろ子供達も手が掛からなくなってきたし、生きているうちにやってみたいことやっておかないと。
人生短いのを実感した。
久しぶりに趣味としてのプログラミングを始めた。
そろそろ子供達も手が掛からなくなってきたし、生きているうちにやってみたいことやっておかないと。
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