メモリ増設前の起動時間を計測していなかったが、15秒 では起動しなかったと思う。増設後は5秒程度で操作可能な状態まで上 がってくる(写真は2万枚)。これは体感的に劇的な改善で、メモリ増設した甲斐があったと言う感じ。もしiPhotoの起動時間に不満がおありで、かつメモリ増設されていない方にはお勧めしたい。
それにしても、アクティビティモニタでメモリの 空きがやや少ないのは確認していたが、これ程性能に影響しているとは想 像していなかった。搭載メモリが4GBの現状では、iPhoto起動後に2.4GBくらいのメモリが空き状態になっている。単純に見ればシステム全体で1.6GBあればiPhotoが快適に起動する計算だが、搭載メモリ2GBの状態ではそうならなかった。OSの空きページのマネジメント戦略が関係しているのだろうか。Instruments.appを使って調べようとしたけれど、起動2秒のうちに何が起きているのか捕まえることはできなかった。
ちゃんとOSや搭載メモリを前の状態に戻して比較したわけではないのだけど、OSの違い以前にメモリ搭載量がiPhotoのパフォーマンスに効いているようだ、というのがこの記事でとりあえず書き残しておきたかったこと。