P2Pでなくても使えるかな、と甘くみてたら、一応「ローカル接続」という名前で手段が用意されてはいるものの、使い勝手が悪くて不完全なものだった。P2Pで自宅のWiFiルーターの情報をサーバーに渡すのは、自分にはどうにも気持ちが悪くて、残念ながらすぐに返品することにした。
返品した後、TenvisのTH661を買ってみた。これもP2P対応ってやつなのだが、設定でP2Pをオフにできる。その代わりこれをオフにすると、当然ながらP2P前提のTENVISTYは動作しない。
P2Pじゃないネットワークカメラの選択肢が減ってきているように思えて、ちょっと残念。良いのないかな〜?
◆ ◆ ◆
P2Pの話を書いてて、HomeKitのことを思い出した。AppleがHomeKitについて「セキュリティを重視している」としきりに言っていたのはこのことだったのかと膝を打った。
Appleの場合、HomeKitに限らず、Apple IDでデバイス同士を連動させる仕組みを多用している。例えば一度iPhoneで接続したBluetoothイヤフォンが、Macで簡単に接続できたりする。
こうしたデバイス間の連動機能を「便利だなー」と簡単に片付けてたけど、これがもし信頼しにくいような無名の企業が提供している仕組みだったら、こうしたデバイス同士の連動を見てどう感じるだろう。