まずはSketchBook Expressを試した。UIのデザインに少し癖があるので人によっては気に入らないかも。ただ、このアプリは細い線がきれいに描ける気がする。内部でいい感じのフィルターを持っているのかも。それとiOSとの連携ができるのも大きい。出先でちょっと下書きして、家で仕上げというやり方をしたい場合はいいね。ただ、Expressは無料だけど少し物足りないし、SketchBook Proは今日現在で5800円。Photoshop Elementより安いけど、今回は見送ることにした。
もう一つの候補がPixelmator。人気アプリの一つだ。実は以前しばらく試用していたのだけど、どうも細い線が好みのように出力されず、また安定感もいまいちだったので、本格導入には至らなかった。が、最近値段が1500円まで下がったようで、値段の魅力でPixelmatorを導入してみた。
細い線(ブラシ)の描き味については依然としてあんまり気に入っていない。パラメータをいじってもいい感じの設定が見つからない。ただ、太い線ならば他のアプリと変わりない。
UIが黒を主体としていて、認識性が低いので疲れる。また選択されたツールはアイコンが拡大されるだけで、これまた見難い。ハイライトしてほしい。フォーラムでもUIの認識性の低さについては賛否両論のようなので、今後両方の要望をかなえられる方向に改良されるのを期待…。
ついでに挙動もおかしいときがある。時々オフセットの計算が狂うらしく、ペンなどのツールの表示位置と異なるところに描画されることがある。これはファイルを開き直すと大抵なおる。
Photoshopからの乗り換え観点からすると、クラッシュしなくなったのと、動作が軽快な点は大きな魅力。が、自分にとっては、UIの面で少し我慢を強いられるアプリだなー、という感じ。まぁ、しばらく使ってみます。