2010/02/09

モバイル通信

実は出先でemobileを使っているのだけど、大きなところで2つの不満がある。
  • 突然の通信速度低下:調子のよいときは2Mbps以上でるが、急激に性能が落ちて0.5Mbpsを下回ることが多く、特定のアプリケーションを使うと非常にギクシャクする。
  • 接続ツールの使い勝手の悪さ:いちいち接続する面倒もあるが、最悪なのは通信中であろうとなかろうと一定時間経過すると強制切断される(!)という仕様。
そんな中、最近話題のUQ WiMAXを試す機会が得られたので、ちょっと期待しながら使ってみた。

出先では受信レベル4で、最高レベルとはいかないけれど接続は問題なかった。これで2.5Mbpsくらいの通信速度。若干emobileよりいいけれど、乗り換える程の訴求力ある通信速度とはいいにくい感じ。ただ、emobileほどの急激な速度低下はなく、比較的安定しているようにみえた。まだユーザが少ないせいかな。

続いて世田谷の自宅(木造三階建て)の二階で試したところ、まったく接続できず驚いた。UQは結構場所に依存するとは聞いていたけど…。三階に移動したところ通信できるようにはなったけれど、インジケータでは受信レベルは1と予想以上に低い。通信速度も1Mbpsちょっとしか出ない。UQは導入前にお試し制度を利用して、普段使っているあたりの受信状況を確認しておくのをお勧めします。

UQの接続方法は基本的に常時接続で、emobileのような理不尽な一定時間経過による強制切断もない。この点の使い勝手はemobileよりよさそうだ。とは言え、受信できてなんぼのモバイル通信なので、私の場合、今現在においてはemobileの方が現実的な選択になりそう。う〜ん、PHSの時代からすると確実に進化してはいるものの、モバイル通信環境はまだまだ不満が出てしまうねぇ…。